松本賞選考委員会 開催

松本賞とは、家族計画・避妊、近年ではリプロダクティブ・ヘルスの分野において、わが国での先進的な役割を果たしてきた社団法人日本家族計画協会、故松本清一元会長の名を冠したものであります。わが国におけるリプロダクティブ・ヘルス、中でも家族計画・避妊の専門的な分野において活躍している第一人者に対し、その功績を讃えて松本賞を授与するものです。3月27日、松本賞選考委員会が開催され、第23回授与者は徳島大学医学部長の苛原稔先生に決定しました。贈呈式は6月19日に行われます。
苛原稔先生は、一貫して生殖医学、女性医学の領域に携わり、関連の諸学会でも瞠目すべき活躍をされ、多くの関連学術団体を牽引されてこられました。これまで多数の独創的な研究成果を公表するとともに、リプロダクティブ・ヘルスに関する各職種への教育活動、種々のガイドラインの作成、啓発活動など実に幅広い領域で多大な尽力をされており、わが国における生殖医学・医療の重鎮であることは、衆目の等しく認めるところであります。

(吉村 やすのり)

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