求人倍率の上昇

厚生労働省の発表によれば、6月の有効求人倍率は1.62倍で、前月から0.02ポイント上昇しました。44年ぶりの高水準が続いています。人手不足から正社員の求人が増えています。総務省が発表した6月の完全失業率は、2.4%で0.2ポイント上昇しました。良い条件を求めて転職する人が増えた結果で、雇用情勢は改善基調を維持しています。
求人倍率が高くなるほど求職者は仕事を見つけやすく、企業は採用が難しくなります。新規求人は建設業や医療・福祉、製造業などで増えています。企業は人手不足から待遇の良い正社員の採用を増やしています。

(2018年7月31日 日本経済新聞)
(吉村 やすのり)

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