筋萎縮性側索硬化症の治療薬

慶應義塾大学の岡野栄之教授のグループは、筋萎縮性側索硬化症(ALS)の治療薬として、パーキンソン病で用いられている錠剤であるレキップが使える可能性が高いことを報告しています。患者由来のiPS細胞を使い、効果を確認しています。



ALSは、脊髄にある運動神経の細胞が少しずつ変性壊死し、進行すると呼吸困難な状態になってしまいます。国内の患者は約1万人と推定され、根本的な治療薬はありません。ALSの治療に光明を見出す素晴らしい研究成果です。

(2018年10月14日 毎日新聞)
(吉村 やすのり)

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