結婚生活に関する妻の意識の変化

国立社会保障・人口問題研究所が昨年行った出生動向基本調査によれば、結婚したら子どもを持つべきだと考える妻は、2015年の66.6%より2021年に45.8%に20ポイント以上も減少しています。また結婚に犠牲は当然と考える既婚女性は32.2%で、2015年の前回調査時の48.4%から16.2ポイントも減少しています。
夫は仕事、妻は家と考える女性も、27.3%から15.9%に減少しています。夫婦のあり方について、旧来の考えにとらわれない女性が増えています。夫婦はかつて家族という単位で密接に結びついていましたが、それに加え、現在は個の集合体という側面が強くなっています。

(2022年12月3日 読売新聞)
(吉村 やすのり)

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