老齢年金とは

 国民年金や厚生年金保険で、被保険者が一定年齢に達した時や一定年齢で退職した時に支給される年金のことです。受給資格のある全国民に給付される老齢基礎年金と、賃金報酬に比例して給付される老齢厚生年金があります。支給年齢は、国民年金で65歳、厚生年金で60歳です。
 公的年金の老齢年金の受給に必要な納付期間が、今年8月より25年から10年に短縮されます。これまでは受給できなかった人でも、納付期間が10年以上であれば受給者に変わります。日本年金機構は、新たに受給資格を得る約74万人に順次、通知の文書を送っています。また、病気などやむを得ない事情で保険料が払えず、納付の免除を受けた期間も資格期間に含められます。

(2017年5月18日 東京新聞)
(吉村 やすのり)

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