育住近接

住民の子ども専用の英会話教室や優先的に入れる保育園など、子育てのための機能が充実したマンションやアパートが相次ぎ登場しています。東京都心部や大阪中心部より通勤時間が長い郊外の物件が目立っています。子育て支援を充実させた郊外のマンションが人気を集める背景には、都心の販売価格の高騰があります。
共働きで仕事と子育てに忙しい世帯にとって、育て勝手の良さが新居選びの鍵となりつつあります。入居施設に保育園や学童保育などがあれば、子どもの送り迎えの時間を短縮でき、交通事故の心配なども減ります。育住近接を重視する消費者は今後さらに増えると思われます。

(2018年5月12日 日本経済新聞)
(吉村 やすのり)

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