若年性認知症

 若年性認知症は、65歳未満で発症する認知症です。発症の平均年齢は51歳前後です。全国で推計約38,000人いるといわれています。診察を受けても、初期の頃は、物忘れよりも、性格の変化やうつ病のような症状が目につき、精神障害と間違われるケースもあります。
 子どもの教育費や住宅ローンなどで出費のかさむ働き盛りが認知症になり、突然仕事を失うケースも多くなっています。働く世代は仕事に支障が出てくるので、自分で胃変に気づきやすいはずですが、まさか認知症とは思わず、医療機関への受診が遅れることもあります。

(2017年2月26日 読売新聞)
(吉村 やすのり)

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