認定こども園とは

 認定こども園とは、幼稚園と保育所の両方の役割を持っている施設です。05歳の子どもが通っており、幼児教育や保育を受けます。2006年から始まり、全国に4001か所あります。幼稚園は35歳の子どもが、14時間くらい通い、幼児教育を受けます。子どもは基本的に昼過ぎに帰り、夏や冬には長い休みもあるため、主に専業主婦のいる家庭が利用しています。保育所は、親が共働きだったり、介護していたりする場合、子どもを預かる場所です。05歳の子どもが1811時間くらい過ごします。保育士の免許を持つ人が子どもの面倒を見て、ご飯を食べたり、お昼寝したりして過ごします。3歳以上の子どもは、幼稚園と同じような教育も受けています。
 親の働き方や家庭環境にかかわらず、就学前の子どもが教育や保育を受けられるようにするため、幼稚園と保育所を一体化した認定こども園ができました。保育所の空きがなくて子どもを預けられない待機児童の問題も背景にあります。働きたい女性が増え、子どもを預けたい人が多いのに、保育所の整備が追いついていません。定員割れが続く幼稚園がこども園に変ることで、待機児童を受け入れる施設にしようとする考え方があります。

(2017年7月9日 読売新聞)
(吉村 やすのり)

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