認知症高齢者の増加

認知症は、脳の病気などにより、記憶力や判断力などの認知機能が低下し、日常生活に支障をきたしている状態です。厚生労働省の調査によれば、認知症高齢者は、認知症高齢者は、2012年段階で462万人(65歳以上に占める有病率は15%)で、2025年には700万人前後と、65歳以上の約5人に1人に達すると見込まれています。



年齢別の有病率は、80歳代後半で40%、90歳代前半で60%、95歳以上では80%と、加齢とともに上昇します。人生100年時代には、誰でもなる可能性があります。認知症の医療・介護費、家族介護のコストを合わせた社会的費用は、2014年段階で14.5兆円と推計されています。

 

(2019年5月9日 読売新聞)
(吉村 やすのり)

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