“赤ちゃん、泣いていいよ”マーク

 電車内やレストランなどで、赤ちゃんに泣かれると、保護者は肩身の狭い思いになりがちです。周囲の人が「気にしなくていいよ」というメッセージを伝えるためのマークが生まれています。女性向けサイトウーマンエキサイトが制作しました。このステッカーを含めた子育て応援のプロジェクトには、企業なども加わり、大手の手芸用品店や飲食店、医療機関などでポスターが掲げられつつあります。
 泣きやまずに困ってしまう時、周りが温かく見守ってくれていることが分かると、頑張ろうという気持ちになることができます。赤ちゃんは泣くものだし、自分たちも赤ちゃんでした。赤ちゃんを迷惑がる声が保護者に届いてしまい、温かく見守りたいという思いは見えにくいものがあります。それをマークが表に出してくれることは素晴らしいことです。

(2017年9月8日 朝日新聞)
(吉村 やすのり)

カテゴリー: what's new   パーマリンク

コメントは受け付けていません。