送迎保育ステーション

送迎保育ステーションとは、駅の近くに待機所としての保育室を設置し、専用バスで園児を保育園に送迎するシステムのことをいいます。ステーション設置の背景には、街中や自宅から近い保育園に空きがなく、なかなか入園できないという問題に対して、郊外などの定員に空きがある保育園を活用し、待機児童対策として考えられるようになってきています。
保護者は子どもを駅近くの送迎保育ステーションに預ければ、そのまま仕事に出かけることができます。帰りもステーションにお迎えに行けばよいというシステムです。保育園の開所時間に送迎が間に合わない場合や、2人以上の子どもを別々の保育園に通わせている場合にも役立ちます。また近年、パークアンドライド方式の保育園もできています。保育園に駐車場を併設し、保護者が車で子どもを送ってきた後、車を保育園に駐車したまま、最寄りの駅から電車に乗り、通勤できる保育園のことをいいます。

(2018年4月2日 朝日新聞)
(吉村 やすのり)

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