通級指導とは

通級指導教室とは、通常の学級に在籍する比較的軽度な障害のある児童や生徒に対し、障害の状態に応じて特別な指導を行う教室のことをいいます。通級指導を受ける児童が急増しています。調査を始めた1993年度から24年連続で、初めて10万人を超えました。発達障害の認知が広まり、一人ひとりの障害に合わせて個別に指導する必要性への理解が広まっていると思われます。
障害別内訳は、言語障害3万7,561人、自閉症1万9,567人、注意欠陥多動性障害(ADHD)1万8,135人、学習障害(LD)1万6545人、情緒障害1万4,592人で、いずれも前年度より増えています。指導形態は、通っている学校の教室を使う自校通級が54%、特別支援学校を含む地域の他の学校を使う他校通級が40%です。

(2018年3月30日 日本経済新聞)
(吉村 やすのり)

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