造血幹細胞の大量培養

東京大学と米スタンフォード大学などの研究チームは、白血球や赤血球に分化する造血幹細胞を大量に培養することに成功しました。ポリビニルアルコール(PVA)で培養したところ、幹細胞を数百倍にできました。PVAは洗濯のりや液体のりの主成分です。コンビニの液体のりでも培養できることも確認されています。

(nature 29 May 2019)
こうした発見により、ドナーの骨髄移植や臍帯血の移植を受けることなく、白血病の治療が可能となります。

(2019年5月30日 朝日新聞)
(吉村 やすのり)

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