雇用環境の改善

厚生労働省が発表した5月の有効求人倍率は、1.60倍で、前月から0.01ポイント上昇し、44年4カ月ぶりの高水準となりました。うち正社員は過去最高を更新しています。総務省が発表した5月の完全失業率は2.2%であり、25年7カ月ぶりの低水準です。働く意思のある人なら働ける完全雇用の状況が続いています。
正社員の有効求人倍率は1.10倍であり、前の月から0.01ポイント上昇し、過去最高となっています。企業が正社員採用を増やしていることが背景にあります。新求人は96万2,465人で、前年同月比5.5%増えています。産業別では製造業9.2%増や建設業8.8%増で伸びが目立っています。

(2018年6月29日 日本経済新聞)
(吉村 やすのり)

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