非正規雇用の増加

総務省の調査によれば、2017年の非正規労働者は過去最多の約2,036万人で、労働者全体の4割近くを占めています。このうち、60歳以上の非正規労働者は約564万人で、非正規労働者全体に占める割合は10年前より10ポイント多い28%になっています。
労働契約法は、正社員と、雇用期間に定めがある非正規社員の待遇の不合理な格差を禁じています。定年後に企業から再雇用された非正規社員は、同じ労働であっても大幅に賃金が切り下げられてしまいます。

(2018年4月21日 読売新聞)
(吉村 やすのり)

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