食習慣や運動習慣の改善の妨げ

厚生労働省の国民健康・栄養調査によれば、食習慣・運動習慣について改善への関心やその意向がない人は、20歳以上の男女の3~4割に上っています。仕事や家事などで忙しいとの理由が多かったのですが、面倒くさいとの回答も目立っています。
健康な食習慣の定着の妨げになる点としては、特にないが35.3%で最多で、仕事(家事・育児など)が忙しくて時間がないが27.5%、面倒くさいが25.3%と続いています。運動習慣の定着の妨げになる点では、仕事(家事・育児など)が忙しくて時間がないが38.1%で最多でした。
既に改善に取り組んでいる(6カ月以上)と答えた人は、食習慣・運動習慣とも年齢が上がるほど増加する傾向があります。運動習慣がある人は男性33.4%、女性25.1%で、近年、女性の運動離れが目立っています。喫煙の調査も実施しており、喫煙者の割合は全体で16.7%で男性27.1%、女性7.6%で減少傾向にあります。

(2020年10月28日 日本経済新聞)
(吉村 やすのり)

カテゴリー: what's new   パーマリンク

コメントは受け付けていません。