飲酒量と分解時間

厚生労働省は、節度ある飲酒の量の目安を、純アルコールで1日平均20グラム程度としています。ビールならロング缶1本(5%、500ml)、日本酒なら1合(15%、180 ml)程度でも超えてしまいます。これらを1単位とすると、分解にかかる時間を概ね男性は4時間、女性は5時間です。例えば、チューハイ2缶と日本酒1合を飲めば3単位になります。男性でも分解しきるまで12時間かかる計算です。
自己流の酔い覚ましは、危険です。睡眠中は内臓も休息し、アルコールの分解スピードが遅くなるため、仮眠は逆効果です。また、一晩寝れば大丈夫との油断は禁物です。

(2018年11月17日  日本経済新聞)
(吉村 やすのり)

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