首都圏の出生率

 首都圏の合計特殊出生率は、13県全てで上昇しました。結婚・出産世代が首都圏に流入していることが上昇要因とみられますが、全国平均の1.46ははるかに下回っています。東京は1.17と全国最低です。出生率は、人口減少により分母の女性の数が減ると上がります。13県で実際の出生数が増えているのは良い傾向です。
 各都県とも出産・子育て支援に力を入れており、今回の結果を一定の成果として受け止めています。首都圏では、保育サービス拡充や妊産婦への支援などの成果が徐々にあらわれてきています。

(2016年5月24日 日本経済新聞)
(吉村 やすのり)

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