首都圏の宿泊者数の減少

観光庁の2020年の宿泊旅行統計調査によれば、1都3県の延べ宿泊者数は前年比55%減の計6,139万人でした。訪日外国人(インバウンド)が大幅に減少、国内も含め消費額の大きい宿泊客が減少しています。外国人の延べ宿泊者数は、84%減の609万人です。
各都県の延べ宿泊者数をみると、東京都が62%減の2,978万人で全国で2番目の減少率でした。感染者数が多い地域を避ける動きに加えて、政府の観光支援策の「GO TO トラベル」の開始時期が、他地域より遅れたことなどが影響しています。千葉県は、成田空港の国際線旅客数の減少などが響き52%減の1,412万人です。神奈川県は、40%減の1,430万人、埼玉県は42%減の317万人でした。

(2021年2月27日 日本経済新聞)
(吉村 やすのり)

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