高速道路の逆走

警察庁の調査によれば、高速道路の逆走の65%は65歳以上でした。逆走は昨年1年間に全国で212件あり、6年連続で200件を超えています。そのうち138件の65.1%は運転者が65歳以上で、このうち37件は、警察が言動などから認知症の疑いがあると判断しています。
逆走により、運転者や同乗者、別の車に乗っていた人が死傷した事故は21件もあります。このうち死亡事故は4件で5人が亡くなっています。物損は26件です。主な原因は、目的のICを通り過ぎてUターン、高速道路の入り口を間違えた、ICの分岐で進行すべき道路を間違えた、SAやPAの入り口と出口を間違えたなどです。

(2020年4月25日 朝日新聞)
(吉村 やすのり)

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