高齢ドライバーの認知機能

 75歳以上の人は3年に一度の運転免許更新時に、記憶力や判断力を確かめる検査を受けています。高齢ドライバーによる交通事故対策をめぐる警察庁の認知機能検査によれば、84歳になると約半数が認知症や認知機能低下の恐れがあると判断されたことが分かりました。90歳では6割を超えていました。
 第1分類は「認知症の恐れがある」です。第2分類は「認知機能の低下の恐れがある」です。第3分類は「認知機能低下の恐れがない」です。75歳以上の人は、免許更新時や、一定の交通違反があった場合に、認知機能検査を受け、第1分類になると医療機関での受診が義務づけられます。認知症と判断された時は免許が停止や取り消しになります。第1、第2分類の人は、実際に車を運転し、記録された映像を見ながら個別指導を受けることになります。

(2017年3月13日 朝日新聞)
(吉村 やすのり)

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