高齢者人口の増加

 総務省の調査によれば、65歳以上の日本の高齢者人口は、総人口が前年に比べて21万人減る一方、高齢者は57万人増の3,514万人、総人口に占める割合は0.5ポイント増の27.7%となりました。高齢者の割合は世界で最も高く、90歳以上の人口も初めて200万人を突破しました。性別で見ると、65歳以上の男性は1,525万人で、男性人口に占める割合は24.7%です。女性は1,988万人で30.6%と、2年連続で3割を超えています。
 年代別では、70歳以上が91万人増の2,519万人で、総人口に占める割合は19.9%でした。国民の5人に1人が70歳以上となる計算です。80歳以上は37万人増の1,074万人(8.5%)、90歳以上は14万人増の206万人(1.6%)でした。100歳以上は全国で6万7,824人であり、前年より2,132人増えています。大半は女性で、5万9,627人で87.9%を占めています。高齢化の進展に伴い、来年度予算では約6,300億円の自然増が見込まれます。

(2017年9月18日 読売新聞)
(吉村 やすのり)

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