鳥取大学医学部学生講義

 鳥取大学医学部の学生に対し、「子どもをもつということ―生殖医療の進歩の中で―」と題して特別講義をさせていただきました。

 

生殖医療の進歩は瞠目に値するものがあり、わが国で生まれてくる子どもの5.07%である19.7人に1人が、体外受精・胚移植をはじめとする生殖補助医療によって誕生しています。年間51,001人もの子どもが生まれています。今や生殖医療は一般の不妊治療とみなされるようになってきましたが、この技術は様々な倫理的・社会的さらには法的な問題を引き起こすようになってきました。
 こうした機会を通して、若い医学生にも子どもを持つということの意味を考えてほしいものです。

(吉村 やすのり)

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