10代での妊娠

 厚生労働省の統計によれば、2015年に10代で出産した女性は11,929人で、うち14歳以下は39人でした。10代での人工中絶は、16,113人いて、うち270人が14歳以下でした。近年、人工妊娠中絶の件数は減少しており、2014年度は181,905件です。また10代の中絶件数も減少してきています。
 文部科学省によれば、妊娠や出産で停学・退学となる校則がある高校はほとんどありません。生徒が妊娠した時の対応については、勉強を続けたい、復学したいなどの生徒の意向を聞き、保護者も交えて相談していくことになります。子ども達の状況や気持ちを理解し、もし出産の希望があるならば、家族のみならず支援できるような体制づくりが必要となります。

(2017年9月6日 朝日新聞)
(吉村 やすのり)

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