2017年の人口推計

総務省は、2017年10月1日時点の日本の総人口推計を発表しました。前年比22万7000人減の1億2670万6000人で、7年連続の減少となりました。65歳以上の高齢者は56万1000人増の3515万2000人で、総人口に占める割合は27.7%と過去最高に達しています。65歳以上の高齢者が3500万人を突破したのは初めてです。このうち75歳以上の後期高齢者は1748万2000人で、総人口の7人に1人の割合です。
働き手の中心である15~64歳の生産年齢人口は、60万人減の7596万2000人で、人口に占める割合は60%です。15歳未満は同18万8000人減の1559万2000人でした。都道府県別で見てみると、増加したのは東京、埼玉、千葉、神奈川、愛知、福岡、沖縄の7都県にとどまりました。東京の人口増加率は0.73%で全国最高となり、東京一極中が加速しています。

(2018年4月14日 読売新聞)
(吉村 やすのり)

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