2017年の平均寿命

厚生労働省の発表によれば、2017年の日本人の寿命は女性87.26歳、男性81.09歳となり、ともに過去最高を更新しました。男性は、はじめて81歳を超えました。前年と比べると、女性は0.13歳、男性は0.11歳延びました。女性は3年連続で世界第2位で、男性は2位から3位に順位を落としました。平均寿命は、その年に生まれた0歳児が平均で何歳まで生きるかを予測した数値です。海外の最新統計では、男女ともに世界1位は香港で、女性は87.66歳、男性は81.7歳でした。男性の2位はスイスでした。

 

2017年生まれの男女が75歳まで生きる割合は男性が75.3%、女性が88.1%です。90歳の卒寿まで生きる割合は、男性の25.8%、女性が50.2%となりいずれも過去最高です。2017年生まれの日本人で半数以上が生存すると推定される年齢は、男性が84.08歳、女性は90.03歳となります。平均寿命に比べて男性は2.99年、女性は2.77年上回っています。

(2018年7月21日 読売新聞、日本経済新聞)
(吉村 やすのり)

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