サ高住の増加

 サ高住とはサービス付き高齢者向け住宅の略であり、60歳以上で自宅での一人暮らしが難しくなった人のための住宅です。近年、高齢化の進行とともに急増しています。バリアフリーで、部屋の広さは原則25㎡以上と定められています。スタッフによる見守りサービスがあります。サ高住の多くは、敷地や近隣に訪問介護などの事業所があり、入居者にとって安心感は高くなっています。
 サ高住では、介護が必要な入居者は、個別に介護事業所を選んで契約し、ヘルパーに来てもらう訪問介護や、デイサービスなどを利用しています。介護サービスには介護保険が適用され、事業所には報酬が支払われます。報酬は原則、1割を高齢者本人が負担し、9割は介護保険財政が支出しています。

(2017年10月29日 読売新聞)

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