DV相談件数の増加

内閣府の調査によれば、2020年度のドメスティックバイオレンス(DV)の相談件数が、昨年11月までの総数で13万2,355件に上り、過去最多となっています。新型コロナウイルス感染拡大に伴う外出自粛が影響しています。2019年度を早くも1万3千件上回り、今後膨らむ事態が懸念されています。

自宅で過ごす時間が長くなり、ストレスや生活不安を抱えて暴力に至る事例が増えています。DVがある家庭では、児童虐待も起きている事例が多くなっています。都道府県別に見ると東京が1万9,868件で最も多く、千葉8,638件、兵庫8,328件が続いています。再び緊急事態宣言も発令され、状況を注視し対応を強化する必要があります。

(2021年1月13日 日本経済新聞)
(吉村 やすのり)

カテゴリー: what's new   パーマリンク

コメントは受け付けていません。