O157による食中毒

 O157などの腸管出血性大腸菌は、気温が上がると増えやすく、食中毒の発生は夏に多くなります。O157感染の原因とされた食品は、牛肉やサラダ、メロン、漬物など様々です。菌が付いた食べ物を食べるなどにより感染します。主な症状は腹痛と下痢です。まれに腎臓や脳に障害が出るなど重症化し、死に至ることもあります。
 家庭でできる一般的な予防法としては、調理前や排便後などこまめに手を洗うことや中心部の温度が75度で1分以上食品を加熱するなどがあげられます。室温で放置すると、15分ほどで菌は2倍に増えるとされているため、室温に長く放置しないことが大切です。また残った食品は、夏場は食べずに捨てる配慮も必要な必要になります。

(2017年8月24日 朝日新聞)
(吉村 やすのり)

カテゴリー: what's new   パーマリンク

コメントは受け付けていません。