Onco-Women’s Healthとは―Ⅰ

がんサバイバーの早発卵巣不全の頻度
小児と思春期・若年成人(Adolescent and Young Adult, AYA)の時期に発症するがんは、小児・AYAがんと呼ばれています。小児・AYAがん患者の治療成績は近年向上し、患者の約70%はがんサバイバーとなります。小児・AYAがんサバイバーは、がん治療の副作用により多くの後遺症が発症します。
女性におけるがん治療による生殖機能の障害は、卵巣性無月経を引き起こし、患者はがん治療中または治療後に早発卵巣不全となります。早発卵巣不全は、40歳未満で卵巣性無月経となった状態を示します。早発卵巣不全すなわち卵巣性無月経の本質的な問題は、卵巣から分泌される女性ホルモンの一つであるエストロゲンの低下です。エストロゲンは全身に作用し、生殖臓器以外の様々な臓器に影響を与えています。

(Oncofertility Consortium JAPAN News Letter 2019年6月20日発行)
(吉村 やすのり)

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