クローン猿の誕生

 中国の研究グループが、カニクイザルの胎児の皮膚の体細胞の核を、成体の除核した卵子に移植し、クローン猿を作ることに成功しました。生まれた2匹は生後4050日で元気です。これまでクローン動物は、ヒツジ、ウシやイヌなどで誕生していますが、霊長類は初めてです。79個の卵を21匹のメスに移植した結果、6匹が妊娠し、2匹が1匹ずつ出産しました。胎児ではない成体のサルでは、181個の卵子を42匹のメスに移植して2匹が生まれましたが、すぐに死んだそうです。 続きを読む

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仕事と不妊治療の両立に関するアンケート調査

 不妊体験者を支援する会であるNPO法人Fine(ファイン)は、20173月~8月に仕事と不妊治療の両立に関して、5,000名を超える男女にアンケート調査を実施しています。それによれば、仕事と不妊治療の両立が困難で働き方を変えざるを得なかった人の半数が、退職を選択しています。いわゆる不妊退職です。特に30代後半の女性の退職が多くなっています。働き方を変えた理由としては、通院回数が多い・時間がかかるなど通院の負担が多く、次いで責任ある仕事ができない、不妊治療に対する理解がないなどの精神的な負担が続いています。 続きを読む

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働く女性の意識

 現在の仕事にやりがいを感じている女性は4割です。年代別では30代が42.2%と最も高く、40代が36.0%で最も低くなっています。管理職になりたいと思う人は2割に過ぎません。思わない人は6割にも達しています。仕事にやりがいを感じている層でも、管理職になりたいと思う人は24.8%にとどまっています。国は2020年までに指導的地位に占める女性の割合を3割にするとの目標を設定しています。企業も管理職の育成に力を入れていますが、女性の意識とのギャップは大きくなっています。管理志向を持つように育成されてこなかったことに加え、リーダーのモデルが固定化されていることも背景にあります。 続きを読む

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心不全とは

 日本循環器学会などは、心不全を「心臓が悪いために、息切れやむくみが起こり、だんだん悪くなり、生命を縮める病態」とする新たな定義を発表しています。心不全は通常、数十年かけてじわじわと進行します。心臓病の中では死因の第1位で、入院患者の5人に1人は退院後1年以内に亡くなっています。しかし、初期は症状が出ず、心不全と気づきません。この隠れ心不全の段階から適切に対処することが大切です。 続きを読む

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「ハッピーライフのために女性が知っておきたい30のこと」上梓

131日に、毎日新聞出版より「ハッピーライフのために女性が知っておきたい30のこと」が上梓されます。女性にとって明日から役立つ医学の話しが満載です。28名のわが国を代表する産婦人科医師が、それぞれの専門分野について分かりやすく解説しています。ハッピーライフのためにも、後で知らなかったと後悔しないためにも、女性のみならず男性の方にも読んでいただきたいと思っています。

 

(吉村 やすのり)

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