わが国の病院経営の実態―Ⅳ

病院の役割の見直し
病院経営が厳しい状況下で、病院の役割、機能・分担の見直しは必須です。人口減少で生産年齢層の患者が減り、高齢の患者が増えています。高度医療を必要とするような重症患者は減り、リハビリや介護を含めた長期的な療養が必要な高齢患者の医療需要が高まってきています。 続きを読む

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先進医療による白内障手術

厚生労働省は、4月以降、白内障手術を生命保険会社の医療保険の先進医療保障の対象外とする方針です。白内障は高齢者がかかりやすくて手術も増えており、保険会社の先進医療特約の支払件数の大半を占めています。先進医療特約は月数百円のわずかな上乗せ額のため、販売が伸びています。保険の恩恵もあり、先進医療の白内障手術は急増しています。 続きを読む

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わが国の病院経営の実態―Ⅲ

病院の経営状況
日本の病院の経営状況は苦しくなっています。民間の医療法人は約3割が赤字で、自治体病院に至っては、一般財政からの繰入金を含めなければ約9割が赤字に陥っています。自治体病院は、医業収支が増えるのに医業収益が増えないという構造に陥っています。

(2020年1月11日 週刊東洋経済)
(吉村 やすのり)

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1人あたりの医療費

日本経済新聞の調査によれば、全国1,741の市区町村のうち、半数の自治体で1人あたり医療費が、10%以上増えたことが分かりました。高齢者が増えれば国全体の医療費は増えますが、単価である1人あたり医療費が増えなければ、伸び率は低くなります。病床数が多いと単価が高くなる傾向があり、地域格差の検証が不可欠です。 続きを読む

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血液一滴でがんと認知症の識別

血液に含まれる微量な物質を分析する技術が急速に進歩しており、わずか1滴の量があれば、がんや認知症などの初期段階で微妙に変化する成分を検出できるようになってきています。東京医科大学と国立がん研究センター、東芝の共同研究グループは、血液1滴でがんを診断する技術2019年に開発しています。分析対象は、がん細胞から血液中に漏れ出すマイクロRNA(リボ核酸)です。血液中には、常に2,500種類ものマイクロRNAが存在します。東芝が微量のマイクロRNAを増幅する方法と種類を解析する素子を開発し、簡単に精度が高く診断する技術を開発しています。乳がんや大腸がんなど13種類について、患者と健康な人を99%の精度で、2時間以内の短時間で見分けられます。 続きを読む

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