選択的夫婦別姓について憶う

男女共同参画基本計画は、あらゆる分野で男女平等を進めるための基本方針を定めます。2021年度から始まる第5次男女共同参画基本計画の案から、選択的夫婦別姓という文言が消えてしまいました。法制審議会が、選択的夫婦別姓を盛り込んだ民法改正案を答申して四半世紀近く経っています。政府は、選択的夫婦別姓について、夫婦の氏に関する具体的な制度の在り方に関し、司法の判断も踏まえ、さらなる検討を進めるとしています。
現状では、96%の女性が夫の姓を選んでいます。内閣府が2017年に実施した世論調査では、賛成派は42.5%と反対派を13.2ポイント上回り、30代は賛成が52.5%を占めています。家族の姓が違っても一体感に影響がないと思うとする人も64.3%にのぼっています。
1986年の男女雇用機会均等法施行から30年以上たち、働く女性が増えました。結婚後に姓が変わることで業績が分断されるなどの不利益は、かねてより指摘されてきました。一人っ子の実家の姓を残したいとの希望も強いものがあります。海外では選択制や別氏制が一般的です。国連は、夫婦別姓を認めない日本の民法規定が差別的だとして是正勧告を3回出しています。 続きを読む

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岡山ARTフォーラムにて特別講演

岡山ARTフォーラムにて、「生殖医療の保険適用で少子化は止まるか?」と題して特別講演をさせていただきました。全国の新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、岡山二人クリニックにてお話をさせていただきましたが、講演内容はon-lineによるweb開催で、岡山県下の生殖医療機関に配信されました。 続きを読む

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DV相談件数の増加

内閣府の調査によれば、2020年度のドメスティックバイオレンス(DV)の相談件数が、昨年11月までの総数で13万2,355件に上り、過去最多となっています。新型コロナウイルス感染拡大に伴う外出自粛が影響しています。2019年度を早くも1万3千件上回り、今後膨らむ事態が懸念されています。 続きを読む

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新型コロナウイルスの感染率の性差

新型コロナウイルスに感染した場合、男性の方が死亡する確率が高くなっています。厚生労働省によれば、昨年12月28日までに国内で新型コロナに感染して亡くなった男性は1,898人、女性は1,214人です。死亡率は、男性が1.6%なのに対し、女性は1.2%でした。英国などのチームの報告によれば、死亡する確率は男性の方が1.39倍高くなっています。男女の死亡率の違いは、過去の感染症でも報告されています。SARS(重症急性呼吸器症候群)では、男性の方が1.66倍死亡率が高く、MERS(中東呼吸器症候群)では、男性の死亡率が52%だったのに対し、女性は23%でした。 続きを読む

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オンラインによる鳥取大学医学部での学生講義

鳥取大学医学部での学生講義は、コロナウイルスの感染拡大を受けてon-lineで行われました。病院長の原田先生には、お忙しい中最初から講義にお付き合いをいただきました。医学部の学生の講義が対面で実施できないのは残念ですが、致し方ありません。 続きを読む

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