インフルエンザの猛威

 インフルエンザの流行が急拡大しています。要因として、新型コロナウイルス対策により他の感染症に対する免疫力が低下し、人の往来が増える年末と流行期が重なったことが挙げられます。インフルエンザに対する集団免疫が獲得できないことが大きな要因です。家族で食事をする機会が増える中、家庭内感染が目立っています。

 今シーズンは、例年より1カ月ほど早い2024年11月に流行期入りし、12月に入り患者数が急増しました。12月15日までの1週間は19.06人で注意報の基準を上回り、22日までの1週間に42.66人となり警報が出されました。29日までの1週間で感染がさらに拡大しました。新型コロナウイルス流行前の2018~2019年1月下旬の57.09人がピークでした。

(2024年1月10日 日本経済新聞)
(吉村 やすのり)

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