オンラインによる鳥取大学医学部での学生講義

鳥取大学医学部での学生講義は、コロナウイルスの感染拡大を受けてon-lineで行われました。病院長の原田先生には、お忙しい中最初から講義にお付き合いをいただきました。医学部の学生の講義が対面で実施できないのは残念ですが、致し方ありません。

 

生殖医療に関わる社会的、倫理的、法的な問題点について言及させていただきました。また、菅内閣が提唱する不妊治療の保険化についても、その課題についてお話をさせていただきました。原田先生、鳥取大学医学部の学生に、生殖医療の現状を紹介する機会をお与えいただきまして、ありがとうございました。

第三者を介する生殖補助医療については、20年の年月を経てようやく親子関係に関する法律が、昨年末の臨時国会で成立しました。この法案成立は、私のライフワークの一つです。感無量です。御尽力いただいた野田聖子衆議院議員、古川俊治参議院議員には、心より深謝いたします。今後は、出自を知る権利や公的管理運営機関の設置など、まだまだ検討が必要な項目はありますが、実施にあたっての必要条件が整ったことは大いなる一歩です。

(吉村 やすのり)

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