新年度を迎え、キャンパスを禁煙とする大学が増えています。7月には学校の敷地内が、改正健康増進法により原則禁煙となります。受動喫煙対策を強化する改正健康増進法が昨年成立し、今年7月以降は、大学を含めた学校や病院、行政機関は原則、敷地内禁煙が義務づけられます。
今年3月時点で敷地内を全面禁煙にしていた大学は、782の約4分の1の197大学です。全面禁煙は大学のイメージ向上につながります。未成年もいる大学で、喫煙所を設置する必要性があるのかを考え直す時期に来ています。
(2019年4月21日 朝日新聞)
(吉村 やすのり)