ゲーム障害

世界保健機関(WHO)は、オンラインゲームやテレビゲームのやり過ぎで日常生活が困難になるゲーム障害を新たな疾病として認定しました。依存症の一つとして、国際疾病分類(ICD-11)の最新版に加えました。スマートフォンやタブレット端末の普及に伴って、ゲーム依存が広がり、世界各国で問題化していることが背景にあります。
ゲーム障害は、依存症のある行動であり、日常生活に障害をきたす精神疾患の一つとされています。ゲームをしている人の2~3%がゲーム障害と考えられます。これまで正式な病名はありませんでしたが、国際的な標準となる病気の分類に盛り込むことで、各国で診断例が増えて研究が進み、治療法確立が期待されます。

(2018年6月19日 朝日新聞)
(吉村 やすのり)

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