最近の物価高で特に気になるのが、コメとガソリンの価格です。都道府県庁がある47の都市別にみると、両方ともに全国平均より大幅に高いのが大分市と鹿児島市です。逆に両方ともに安いのが、盛岡市、秋田市、札幌市です。
総務省の小売物価統計調査によれば、コメ(コシヒカリ5㎏)とガソリン(1ℓ)の価格をみると、コメが最も高い大分市は5,552円(ガソリン188円)、最も安い盛岡市は3,981円(ガソリン165円)でした。どちらの品も重くてかさばるため、価格に響くのが輸送費です。
コメは生産量の4割を、新潟県、北海道と東北6県が占めています。産地から遠いと高くなりがちで、価格は西高東低と言われています。ガソリンを作る製油所は太平洋沿岸に集中しています。製油所から遠い地域は高値になりがちです。

(2025年8月24日 朝日新聞)
(吉村 やすのり)