新型コロナウイルスへの感染を心配して、医療機関の受診を控える動きがあります。そのため、保護者が子どもの予防接種を先延ばしすることが多くなっています。接種漏れにつながれば、防げたはずの感染症にかかる恐れが出てきます。スケジュール通りに受けることが大切です。
ワクチンの接種時期や回数は、病気に罹りやすい時期や安全性などを考慮し定められています。乳幼児期は、接種が集中するため、うっかり忘れてしまうこともあります。日程の管理ができるアプリが役立ちます。地域のかかりつけ医を探すには、各自治体がまとめる予防接種協力医療機関のリストが参考になります。
(2020年6月14日 読売新聞)
(吉村 やすのり)