ジェネリック医薬品の供給不足

 厚生労働省の調査によれば、ジェネリック医薬品(後発薬)の供給不足について、薬局の8割強が支障を来たしています。供給状況が1年前と比べ悪化したと回答した薬局が4割を超え、薬の供給不安が続いています。国内では2020年末頃から、後発薬を中心に薬の供給不足が続いています。

 昨年11月の1か月間に後発薬の調剤割合が9割以上を占めたと答えた薬局は66.1%で、前回調査の2023年6月時点と比べ32.8ポイント増えています。後発薬の使用量が増えたことも、供給不足への懸念を強めています。政府はメーカーに対し、生産体制の強化などを求めていますが、供給不足の改善にはつながっていないのが実情です。

(2025年4月10日 読売新聞)
(吉村 やすのり)

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