ジェミーナ配合錠オンライン講演会が、TKP札幌駅カンファレンスセンターで開催されました。日本産科婦人科学会および日本女性医学学会より、OC・LEPガイドライン2020年度版が刊行されたことを受け、愛知医科大学の若槻明彦先生に今後のLEP処方について基調講演をしていただきました。その後北海道地区の先生方にお集まりいただき、頑固な月経困難症に対するLEPの連続投与の意義についてお話をいただきました。
ジェミーナ配合錠は、エチニルエストラジオール20㎍、黄体ホルモンとして第2世代のプロゲストーゲンであるレボノルゲストレル90㎍を含み、投与法として周期投与と3周期連続投与ができる月経困難症の治療薬です。ジェミーナ配合錠の長期投与が可能となって2年が経過しましたが、必ずしも月経困難症に対する連続投与の有用性が理解されていない状況にあります。しかし、本日の討論に参加して下さった先生方から、ジェミーナの3ヶ月連続投与は、月経困難症に対するQOL改善に必ずつながることが示されました。本日のオンライン講演会が、拝聴していただいた先生方の実地臨床で、お役に立てれば幸いに存じます。
(吉村 やすのり)