新しいLEP製剤であるジェミーナ配合錠が発売されて、1周年が経過しました。ジェミーナ配合錠は、第2世代の黄体ホルモンであるレボノルゲストレルを含んでおり、3ケ月の連続投与が可能な薬剤です。今年の9月より投薬期間制限が解除となり、3ケ月に1回の通院で済むようになり、ユーザーにとって大変便利になります。
LEP製剤による月経困難症に関して京都府立医科大学の北脇城教授より基調講演をいただき、引き続き愛知医科大学の若槻明彦教授より連続投与のベネフィットについて分かりやすくご説明いただきました。
その後パネルディスカッションにおいては、5人の先生方にジェミーナの投与方法の実際やその有用性について実地臨床に役立つ有益なお話を伺いました。会場からも多くの質問が寄せられ、発売1周年の学術講演会は成功裏に終了しました。
(吉村 やすのり)