スポーツ庁の体力・運動力調査

スポーツ庁は、2019年度の体力・運動能力調査の結果を公表しています。10~19歳の青少年期の男女について、調査を開始した前回の東京五輪開催時の1964年時点と比べ、身長や体重は大きく上回った一方、筋力の指標となる握力は当時を下回る傾向が見られています。
18歳男子の平均値を比べると、身長は5.3㎝、体重は5.2㎏それぞれ増えています。一方、握力は3.1㎏も下回る40.9㎏でした。18~19歳の大学生の記録は、握力を含む全種目で1964年当時から低下しました。

(2020年10月19日 日本経済新聞)
(吉村 やすのり)

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