ダブルケアの増加

 ダブルケアとは、育児と介護を同時に行う状況を言い、女性の晩婚化や出産年齢の高齢化に伴い、親の介護と乳幼児の子育てに直面する人が増えています。パーソル総合研究所の推計によれば、ダブルケア就業者は2022年時点で15.8万人ですが、晩婚・晩産化の影響などから、2035年には21.2万人に増えるとされています。

 ダブルケアは性別役割分担意識が大きく関与しており、女性に負担が偏りがちになります。地方自治体による支援も増えてきています。仕事との両立には柔軟な働き方が欠かせませんが、企業が短時間勤務や時間単位の有休などを整備しても利用率は低いままです。同僚の不公平感を抑制するため、上司が業務調整をすることも大切です。

(2026年2月24日 日本経済新聞)
(吉村 やすのり)

カテゴリー: what's new   パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です