文部科学省・科学研究費補助金・新学術領域研究の成果取りまとめ公開シンポジウム「生殖細胞のエピゲノムダイナミクスとその制御」で、パネルディスカッション:生殖医学の倫理に参加し、生殖医学を研究する自然科学者と、生殖倫理について、意見交換をさせていただきました。
ハワイ大学の柳町隆造先生の、円形精子細胞による顕微授精に関する問題提起に続き、中国の科学者による受精卵のゲノム編集について、その問題点を確認し合い、今後のわが国のガイドライン作成ならびに法規制の必要性を議論させていただきました。
生殖医療に携わる臨床医として、生殖関係の基礎研究者の御意見を伺うことは、大変貴重な体験でした。
(吉村 やすのり)