パートタイム労働者の増加

 パートタイム労働者は、同じ事業所の正社員と比べて1週間の所定労働時間が短い労働者を指します。アルバイトなど呼び方が違っていても、この条件に当てはまればすべてパートタイム労働者となります。パートタイム労働者は年々増加傾向にあります。特に30代の男性のパートタイム労働者においては、未婚率が高く、これも少子化の一因となっています。男性の生涯未婚率は20%にも及びます。
 昨年4月に企業が雇用するパートタイム労働者の待遇を改善する改正パートタイム労働法が施行されました。正社員と同じ仕事をするパートの人に対し、賃金や福利厚生などの待遇で正社員と差をつけることを禁止しています。違反すれば過料を科せられこともあります。

(2016年1月18日 日本経済新聞)
(吉村 やすのり)

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