メタバースに不登校支援

 文部科学省の問題行動・不登校調査によれば、2024年度に不登校だった小中学生は35万3,970人と、12年連続で増加し過去最多となっています。そのうち約4割は、学校内の養護教員やカウンセラー、学外の民間団体など、専門的な相談や指導を受けていません。

 不登校支援にメタバースを活用する取り組みが広がっています。学校に行くことが難しい子どもたちが自宅のパソコンなどからログインし、それぞれのアバターで交流し学習します。メタバースを活用する支援のメリットとして、顔を出さずネット上で完結する空間は、子どもたちの支援の場になり得ます。現実世界と同等に偶然の出会いにあふれた経験ができる場所として有効と考えられています。

 アクセスや学習の記録などが残るのもメタバースの長所です。これらの記録を、現実世界での自立支援などに活用することもできます。対面とメタバースを上手く組み合わせることで、それぞれの子どもたちに合った形の支援をすることが大切になります。

(2026年1月27日 日本経済新聞)
(吉村 やすのり)

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