4月20日、ANAクラウンプラザホテル大阪にてレルミナ錠発売記念講演会in Osakaが開催されました。
山口大学の杉野教授には、DNAメチル化異常からみた子宮筋腫の病態について解説をいただきました。子宮筋腫の発生メカニズムについては、ステロイド関与説、幹細胞説などが知られていますが、エピジェネティックの観点より発生・進展の機序を展開されました。素晴しい研究成果の発表に、参加者一同感激いたしました。
東京大学の大須賀先生には、レルミナ錠を含めた子宮筋腫の薬物療法について分かりやすい説明をしていただきました。
最後に神戸大学の寺井先生には、子宮筋腫の鏡視下手術を行う際のレルミナ錠の術前投与の意義についても言及していただきました。
今回の記念講演会は、西日本の先生方に向けてのものでしたが、200名にも及ぶたくさんの先生方が出席してくださり、子宮筋腫に対する新しいGnRHアンタゴニスト製剤に対する期待が感じられる実りある講演会となりました。
(吉村 やすのり)