世界大学ランキング

英教育専門誌タイムズ・ハイヤー・エデュケーション(THE)は、今年の世界大学ランキングを発表しています。日本勢は米国に次ぎ2番目に多い110校が計約1,400校の最終調査対象にランク入りしましたが、上位200校には東京大、京都大の2校しか含まれていませんでした。THEは、日本の大学に対して産官学連携の点では評価が高いものの、優れた留学生や学者を海外から引きつけるための努力が必要だと助言しています。
今回は92カ国の約1,400校を対象に、教育体制の充実度や研究内容の評価、国際化の度合いなどを総合的に評価しています。米国は172校がランク入りしました。昨年に続き3位につけた英国は100校でした。ただトップ200校に限ると、日本は米国の60校、英国の28校を大きく下回っています。日本勢の首位は東大の36位で、昨年の42位から順位を上げましたが、アジアでは5位に位置しています。日本の2番手は京大で、昨年と同じ65位でした。上位300位以内には東北大と東京工業大、400位以内に名古屋大と大阪大、産業医科大、500位以内に北海道大など6校が入っています。

(2019年9月12日 日本経済新聞)
(吉村 やすのり)

カテゴリー: what's new   パーマリンク

コメントは受け付けていません。