英国の航空関連調査会社であるスカイトラックスの発表によれば、2025年世界空港ランキングで、羽田空港が3位、成田空港が5位と、トップ5に日本の2空港が選ばれています。新千歳、大阪(伊丹)、那覇といった地方の空港の上昇が目立ち、羽田、成田との差が縮まっています。出入国手続きや買い物、飲食、清掃といったサービスのほか、施設・設備などを巡る満足度を評価し、順位を付けています。
世界首位には前年2位のシンガポール・チャンギ空港が上がり、2年ぶりにトップとなり、飲食施設の多彩さなどが評価されています。羽田は主要空港で清潔度が世界一とされ、前年から順位を一つ上げています。成田の順位は前年と同じでした。17位に中部、21位に関西、23位に福岡が選ばれ、前年と同様、日本の8空港が世界100位以内に入っています。

(2025年4月18日 東京新聞)
(吉村 やすのり)